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作品への想い

潤いのある花びらは、
時が経つにつれ瑞々しさを失いながら
深みのある色に変わり朽ちていく。
どの瞬間もそれぞれの魅力があり、
同じものはひとつとしてない。
私たちも同じ。
環境と響き合いながら時を経るごとに、
あなただけが辿ってきた軌跡の片鱗が浮かび上がってくる。
身近な草花をモチーフにし、
ありのままの美しさをあなたと繋げ、
心の豊かさを感じられるような作品をお届けします。

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自然の恵み

周りに溢れる自然物。庭に咲くバラのような華やかな花、足元に咲く繊細な勿忘草や菫、散歩道の傍らに生える生命力あふれる雑草。新しいもの朽ちていくもの、花、葉、種の質感や形、どれもがユニークな大切な素材。

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植物が休む冬の間はタティングレースを作る。タティングレースは編み物のように糸端を引いても解けることがなく、2本の糸が絡む場所で固定されるので「結ぶ」と表現する。

「結ぶ」には様々なものを結びつけ、命やエネルギーなど新しいものを生み出す大きな力という意味がある。自然の恵みや人と人との繋がりがもたらす豊かさと共生。その中で私たちは結びつき生かされている。そのことを想いながら一つ一つ糸を結んでいく。

結び繋いでいく
クライノロゴ2_b.png

いろいろなことが目まぐるしく変化している今、その流れに身を委ねることも必要かもしれません。でも、物事の本質を見極め、周りの人と優しく手を取り合い、自分軸を持ってしなやかに生きていくことが要になるのだと思うのです。この文字にはそのような想いを込めました。

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